明清福建農村社会の研究

三木 聰【著】

2002

北海道大学図書刊行会

序、〔抗租と福建農村社会〕明末以降の福建における抗租の展開、雍正年間の崇安県における抗租の展開、抗租と阻米—明末清初期の福建を中心として—、沙県—清代福建の一地方社会—、〔抗租と明清国家〕清代前期福建の抗租と国家権力、抗租と法・裁判—雍正5年の〈抗租禁止条例〉をめぐって—、〔保甲制と福建郷村社会〕明末の福建における保甲制の展開、長関・斗頭から郷保・約地・約練へ—福建山区における清朝郷村支配の確立過程—、明代里老人制の再検討、〔図頼と伝統中国社会〕抗租と図頼—『点石斎画報』「刁佃」の世界—、軽生図頼考—特に威逼との関連について—、伝統中国における図頼の構図—明清時代の福建の事例について—、結語、参考文献一覧、あとがき。

A5判541頁、索引19頁

日本語 / Japanese

第四部[東洋経済史]4-2.人口・集落・移植民

4 Oriental & African Economic History 4-2. Population, City, Village & Migration

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  • Asia and Africa