ステイタスと職業—社会はどのように編成されていたか—

前川 和也【編著】

1997

ミネルヴァ書房

ステイタスと職業—序にかえて(前川和也)、〔社会編成のイデオロギー〕古代シュメールの社会編成(同)、近世イギリスにおけるステイタス基準の展開(川北稔)、ロワゾー『身分論』の世界(阿河雄二郎)、近世ポーランドの社会成層観(小山哲)、〔ステイタスをめぐる葛藤〕1184年のマインツ宮廷祝祭と騎士身分(服部良久)、商業デロジアンス規範の生成(江川温)、「危険ユエニ説教スベカラズ」(大黒俊二)、2つのカースト・モデルと現世放棄(田中雅一)、〔職業の専門性とステイタス〕10—11世紀コンスタンティノープルの公証人(井上浩一)、法学者オドフレドゥスをめぐるステイタスの諸相(山辺規子)、大学の貴族化と法学部(三成美保)、研究と教育のはざまで(佐々木博光)、農村の職業と労働経験の意味(森明子)、〔周縁性と差別〕中世末期ドイツ都市共同体と周縁集団(田中俊之)、日本中世の地縁的・職能別共同体と被差別民(脇田晴子)、あとがき(前川和也)。

A5判391頁

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第一部[総覧]1-8.歴史一般

1 General History 1-8. History in General