両大戦間期の政治思想

飯島 昇蔵【編】

1998

早稲田大学現代政治経済研究所

序文(飯島)、名あて人なき民主主義—大杉栄における「生命」と「主体」、(梅森直之)、魯迅の最後の論戦—1930年代左翼作家連盟において(高晃公)、マックス・ヴェーバーにおける政治的なものと倫理的なもの(仲内英三)、カール・シュミット—市民的法治国家の憲法理論(眞次宏典)、ヴァルター・ベンヤミンの政治思想・素描—暴力と解放—救済史(高橋順一)、批判理論と意味への問い—ホルクハイマーにおける〈制作知〉の論理をめぐって(上野成利)、戦間期のレオ・シュトラウス—「政治的なもの」との出会い(飯島)、A・コジェーヴ—闘争・労働・死(金田耕一)、ヨーロッパ文明の危機と政治哲学—R・G・コリングウッド『新リヴァイアサン』再考(中金聡)、ハロルド・J・ラスキと自由主義(栄田卓弘)。

A5判290頁

日本語 / Japanese

第一部[総覧]1-8.歴史一般

1 General History 1-8. History in General