プロト工業化期の経済と社会

安場 保吉,斎藤 修【編】

1983

日本経済新聞社

〔序論〕プロト工業化の展開(安場保吉)、プロト工業化論—その成果と展望(斎藤修)、〔欧米のプロト工業化と地域経済〕プロト工業化モデルとフランス北部の工業化局面(佐村明知)、1833年住民録によるケルン市職業統計の分析(渡辺尚)、アメリカの工業化と農村工業(岡部直祐)、〔プロト工業化モデルとアジアの経験〕中国農村の在来綿織物業(中井英基)、日本のプロト工業化パターン—人口と農家経済—(斎藤修)、18・19世紀における長州のプロト工業化(西川俊作)、〔植民地経済下の在来産業〕18世紀末北部ベルガルの在来糖業(谷口晋吉)、植民地下朝鮮の紡織工業(木村光彦)、〔工業化開始前後の日本経済と人口〕戦前期石炭の消費地への輸送(今津健治)、幕末・明治期の人口趨勢(速水融)、明治大正期日本の都市成長(伊藤繁)。

A5判340頁

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第一部[総覧]1-9.経済史・経営史一般

1 General History 1-9. Economic & Business History in General