視覚と近代—観察空間の形成と変容—

大林 信治,山中 浩司【編】

1999

名古屋大学出版会

目覚めたもののための人工の夢(山中)、ルネサンスにおける遠近法—キュクロプスの眼とアルゴスの眼のあいだで—(岡田温司)、近代的視覚の形成—科学革命における観察と実験—(大林)、視覚技術の受容と拒絶—17〜19世紀における顕微鏡と科学—(山中)、視覚の社会化—「観察者」視点の生成と変容—(生越利昭)、感覚の序列—17・18世紀における「視覚」「触覚」概念の変容とその地位—(山中)、街衢へのまなざし—近代における都市経験とその言語表現—(三谷研爾)、視覚と距離—ゲオルク・ジンメルとアロイス・リーグル—(奥田隆男)、視覚性の政治学—モダニズム美術の視覚をめぐって—(尾崎信一郎)。

B6判312頁

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第一部[総覧]1-8.歴史一般

1 General History 1-8. History in General