構造主義の歴史 上巻 記号の沃野—1945〜1966年

フランソワ・ドッス【著】 ; 清水 正,佐山 一【訳】

1999

国文社

謝辞、序文、〔50年代—草創期〕スターの退場—ジャン=ポール・サルトル、英雄の誕生—クロード・レヴィ=ストロース、自然/文化の縫合部—インセスト、プログラムはここに—モース、単独者—ジョルジュ・デュメジル、現象学からの通路、ソシュールによる切断、交響楽的人間—ローマン・ヤーコブソン、機体なきパイロット・サイエンス—言語学、アレクサンドリアへの途、構造主義の母性的な顔—ロラン・バルト、認識論の台頭、ジャック・ラカンという名の反逆、ローマでのアピール(1953年)—フロイトへの回帰、象徴的宇宙としての無意識、RSI—異端説、熱帯の呼び声、理性と非理性—ミシェル・フーコーの仕事、マルクス主義の危機—雪解けか再凍結か、フランス経済学派の構造論的な歩み、構造はなんと美しいことか! 〔60年代—1963〜1966年、ベル・エポック〕批判にさらされるソルボンヌ—新旧論争、1964年—記号学元年、形式的思考の黄金時代、幾多の大論争、シニフィアンの連鎖、神話の世界は丸い、アフリカ—構造主義の限界に位置する大陸、雑誌の隆盛、エルムかサン=クルーかアルチュかトゥキか、アルチュセール理論の台頭、マルクス主義の蘇生、輝ける年・1966年Ⅰ—構造論の年、輝ける年・1966年Ⅱ—フーコー ベストセラーとなる、輝ける年・1966年Ⅲ—ジュリア パリにくる、〔フランスの熱狂〕ポスト・モダンの時に、源流としてのニーチェ=ハイデガー、社会諸科学の急成長とその諸問題、訳者あとがき。

B6判505頁、人名索引・文献表19頁

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第一部[総覧]1-8.歴史一般

1 General History 1-8. History in General