中央史学

中央史学会

1996

19

日本における「民富」思想の源流—江戸時代人に学ぶ—

逆井 孝仁

封建社会において、農民を中核とした小ブルジョアのもとに形成される「民富」とその思想形成の試みを、生産力の発展と生産者の人間解放の前進を統一的に把握する経済=社会認識を推進するものとしてとらえ、日本の近世社会での「民富」思想の形成について、石田梅岩・山片蟠桃の所説を検討して、日本の経済思想の歴史と伝統を学ぶことの重要性を指摘する。

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第三部[日本経済史]3-26.社会経済思想

3 Japanese Economic History 3-26. Social & Economic Thought

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