津田秀夫先生古稀記念・封建社会と近代

津田秀夫先生古稀記念会【編】

1989

同朋舎出版

旧仏教と女性(平雅行)、請作と請料—作手所有の性格について—(吉田徳夫)、東寺散所研究序説(宇那木隆司)、室町幕府開創期における執事と管領(楞野一裕)、渡辺綱伝説と住居空間(森隆男)、京都における氏子区域の形成—松尾社と稲荷社の祭祀形態—(黒田一光)、戦国期の山科郷民と山科本願寺・朝廷(原田正俊)、朝家の再興—あるいは織田信長の場合—(丸谷豊)、太田城水攻めと原刀狩令(播磨良紀)、秀吉と木食応其—連歌作品の史料的価値について—(鶴崎裕雄)、織豊期における大和の綿作と繰綿の流通(森本育寛)、熊本城石垣の変遷について(北垣聰一郎)、近世城下町の拡大地域の構造とその変容—松坂における「町廻地」について—(小野田一幸)、紀州藩における近世直臣団の成立と陪臣の構造(遊佐教寛)、以酊庵第二世・規伯玄方和尚の晩年—赦免後、万治元—寛文元年、赦免後の京・大坂における日々—(泉澄一)、近世奈良の具足屋に関する一考察—細川家扶持人春田又左衛門をめぐって—(宮崎隆旨)、「元禄元年12月井狩十助親類書」について(南尊融)、享保期幕臣団の編成について(室谷公一)、享保期京都の民政について(田口泰久)、岡崎10人衆に関する覚書—徳島藩政の一齣—(石尾和仁)、天明・寛政期旗本財政について—鈴木氏を事例として—(藤田恒春)、幕末維新期における備中松山藩の動向(朝森要)、近世村落における諸種負担の構造(岩城卓二)、大坂・玉造の綿打弦生産(角山幸洋)、近世大坂開帳考(田中豊)、江戸中期以後の神道系門人形成について(二宮正彦)、後期朱子学者の社会実践—菅茶山の教育活動を中心に—(明尾圭造)、谷三省(景命)考—蘭方系種痘医の形成と展開—(浅井允晶)、高麗螺鈿についての2、3の問題—その編年をめぐって—(高橋隆博)、康熙南巡と日本(松浦章)、維新期の堂島米会所(津川正幸)、明治初年の大坂築港問題—築港義社を中心に—(服部敬)、明治中期大阪の貧窮民(小山仁示)、備荒儲蓄法の特質と地域の救済(富坂賢)、愛国婦人会小史(石月静恵)、大阪における廃娼運動—飛田遊廓新設問題の場合—(寺川健治)、シベリア出兵下における奈良聯隊の「北満」派兵について(大谷渡)、「初期小作争議」の歴史的役割—「協調体制」研究の視角に学んで—(高島敏彦)、1920年代日本における大量消費社会の萌芽的形成とイノベーション(竹村民郎)、大正後半期における村島帰之の行動(木村和世)、富田砥石争議と村政改革運動(住友陽文)、建国奉仕隊—天皇制ファシズム確立期における歴史的役割について(松本裕行)。

A5判970頁

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第二部[日本歴史]2-19.全集・論文集

2 Japanese History 2-19. Complete Works, Collected Works & Collection of Essays

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