日本の歴史社会学
筒井 清忠【編】
1999
岩波書店
日本の歴史社会学・総論(筒井)、〔戦前期の歴史社会学〕津田左右吉《文学に現はれたる我が国民思想の研究》(水垣源太郎)、内藤湖南『日本文化史研究』(小川伸彦)、折口信夫『古代研究』(川村邦光)、柳田国男『明治大正史世相篇』(中里英樹)、有賀喜左衛門『日本家族制度と小作制度』(野崎賢也)、和辻哲郎『日本倫理思想史』(沼尻正之)、〔戦後歴史社会学の展開〕川島武宜『日本社会の家族的構成』(牟田和恵)、思想の科学研究会編『共同研究 転向』(佐藤卓己)、神島二郎『近代日本の精神構造』(永谷健)、鶴見俊輔ほか《日本の百年》全10巻(大川清丈)、梅棹忠夫『文明の生態史観』(安野早己)、見田宗介『近代日本の心情の歴史—流行歌の社会心理史—』(藤井淑禎)、丸山真男「個人析出のさまざまなパターン—近代日本をケースとして—」(田中紀行)、作田啓一『価値の社会学』(細辻恵子)、速水融『近世農村の歴史人口学的研究』(落合恵美子)、前田愛『近代読者の成立』(河原和枝)、村上泰亮・公文俊平・佐藤誠三郎『文明としてのイエ社会』(笠谷和比古)、加藤秀俊『世相史』(佐藤哲彦)、橋本文三『昭和ナショナリズムの諸相』(田野大輔)、あとがき(筒井)。
B6判338頁
日本語 / Japanese
第一部[総覧]1-8.歴史一般
1 General History 1-8. History in General