12264385
亜細亜研究
The Journal of Asiatic Studies
高麗大学校亜細亜問題研究所
Asiatic Research Institute, Korea University
2012
55(2)
재한(在韓) 원폭피해자 문제에 대한 한일 양국의 인식과 교섭태도(1965-80)
Korean and Japanese Recognition of, and Negotiating Attitudes toward, Korean Atomic Bomb Victims(1965-1980)
김승은
KIM, Seung-eun
2005年以降韓国で公開されている「韓国原爆被害者救護」という外交文書綴を主に利用して、1965年の日韓協定締結後における韓国原爆被害者協会の結成と陳情運動、密航による訴え、孫振斗裁判勝訴、渡日治療実現等、1980年までの運動の経過とそれに対する日韓両政府の対応について述べている。そして、植民地支配の責任に目を背けてきた日本政府と、経済開発に埋没し植民地支配の清算意識を忘れた韓国政府は共に批判されねばならないとして、「請求権協定」で扱われなかった強制動員被害者の諸問題を解決するために、日韓両政府の国家責任を明らかにすべきと述べている。
韓国語 / Korean
第四部［東洋経済史］4-13．政治・法制
4 Oriental & African Economic History 4-13. Politics & Law
- 第四部 [東洋経済史] 4-10. 社会組織・社会問題
- 4 Oriental & African Economic History 4-10. Social Problem, Movement & Organization
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