09155996
産業研究
Bulletin of the Institute for Research of Regional Economy ; Sangyo Kenkyu
高崎経済大学附属産業研究所
The Institute for Research of Regional Economy, Takasaki City University of Economics
2009
44(2)
富岡製糸場の世界史的意義
An Inquiry into the World Histric Meaning of Tomioka Silk Mill
山﨑 益吉
Masukichi YAMAZAKI
富岡製糸場の近代的意義、尾高・渋沢の真意、『富岡日記』の真意、東洋道徳・西洋芸術、和田英『富岡日記』の遺産。(以下採録者による解題)本論文では、富岡製糸場に焦点をあて、日本が近代化を図るにあたって西洋列強に示した危機意識の中に実は西洋に勝るとも劣らない精神が存在したことを示した。富岡製糸場には設立当初西洋芸術に対抗すべきいやそれを包摂する東洋道徳があった。この点に、富岡製糸場の世界的位置づけ意義を見出すことは世界遺産、自然遺産、近代化産業遺産などを見る場合重要であるというのが本研究の意義である。
日本語 / Japanese
第二部［日本歴史］2-5．近現代史
2 Japanese History 2-5. Modern & Contemporary
- 第三部 [日本経済史] 3-3. 地方経済史
- 3 Japanese Economic History 3-3. Regional Economy
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