北陸史学
北陸史学会
1972
19
中世能登に行われたる田籍計量単位「苅」について
水上 一久
「苅」は元来穫稲の数の単位で、田地は穫稲に相当する広さという概念であるが、能登の地勢、その他の条件により、収穫稲をもって土地を計る古代の遺制が中世までつづいていたとし、用例から百苅=1段を明らかにしている。
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第三部[日本経済史]3-18.物価・賃金・保険・度量衡・統計
3 Japanese Economic History 3-18. Price, Wage, Insurance, Statistics, Weights & Measures
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