紛争と訴訟の文化史 (シリーズ歴史学の現在 2)

歴史学研究会【編】

2000

青木書店

まえがき、〔紛争と訴訟〕同意は法律に、和解は判決に勝る(山内進)、斧を手にして法廷へ(阪西紀子)、日本中世の紛争処理の構図(新田一郎)、中・近世移行期の村落フェーデと平和(稲場継陽)、イスラム世界における血の紐帯と社会秩序(加藤博)、〔訴訟と社会秩序〕大原幽学と江戸訴訟(高橋敏)、ロシア史における訴訟と社会秩序(大江泰一郎)、南宋の裁判と女性財産権(大澤正昭)、中世イタリアにおける都市の秩序と公証人(徳橋曜)、カーディーと公証人(三浦徹)、〔地域社会と社会秩序〕マラーター王国における社会秩序維持システム(小谷汪之)、伝統中国における図頼の構図(三木聰)、植民地期メキシコにおける民族隔離法制と地域社会秩序(安村直己)、多民族社会における「公平な」陪審(藤倉皓一郎)。

A5判458頁

日本語 / Japanese

第一部[総覧]1-8.歴史一般

1 General History 1-8. History in General