遠山茂樹著作集 第9巻 歴史学の課題と現代

遠山 茂樹【著】

1992

岩波書店

歴史学の課題と方法(新聞から何を学ぶか—下山事件と歴史学方法論—、歴史における偶然性について、歴史と文学との関係、「職人的研究者」と「生活者的研究者」、『資本論』の方法と歴史学、歴史掘りおこし運動を考える、地域資料館の経験から考えたこと)、現代への発言(東大事件の意味するもの、歴史を眺める立場と歴史を創る立場—五・一五事件に関連して—、1953年度大会の欠陥は何故生れたのか、何が行動の力を生みだすのか—思想のあり方と伝統の問題—、思想調査—東大事件判決に関連して—、1955年を迎えて国民的歴史学を飛躍的に発展させよう、民主勢力に停滞をもたらしたものは何か、歴史的な評価ということについて、いまわしい歴史のあと、社共両党への常識的批判、ポポロ劇団事件判決に抗議する、建国記念日反対運動の出発にあたって、30年代と70年代をつなぐもの、紀元節反対20年の意味)、補註、解説(藤原彰)、あとがき。

A5判274頁、年譜・著作目録38頁

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第二部[日本歴史]2-19.全集・論文集

2 Japanese History 2-19. Complete Works, Collected Works & Collection of Essays

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