遠山茂樹著作集 第5巻 明治の思想とナショナリズム

遠山 茂樹【著】

1992

岩波書店

福沢諭吉(日本国民抵抗の精神—福沢諭吉50年祭に寄せて—、福沢の歴史観、日清戦争と福沢諭吉—その歴史的起点について—、維新の変革と近代知識人の誕生、『明六雑誌』、維新当時の福沢の思想、福沢評価の問題点、福沢諭吉の『覚書』—その日本人論について—、福沢諭吉の啓蒙主義と陸羯南の歴史主義、福沢諭吉の西郷観、福沢諭吉と自由民権運動、福沢諭吉と天皇制—丹羽邦男「天皇制国家の特質」を読んで—、福沢諭吉の海外視察と征長建白)、ナショナリズムの特質(近代文学形成の歴史的前提—文学と政治の問題—、大学総長の運命—61年前の帝大総長の演述をめぐって—、2つのナショナリズムの対抗—その歴史的考察—、日本のナショナリズム、日本近代化と透谷の国民文学論、国民的伝統の評価について、孫文と日本、その関係のへだたり)、民族と人民(近代史—階級と民族の解明を主として—、歴史における大衆、変革の主体と民族の問題)、補註、解説(植手通有)。

A5判394頁

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第二部[日本歴史]2-19.全集・論文集

2 Japanese History 2-19. Complete Works, Collected Works & Collection of Essays

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