9784787273246

「戦後」日本映画論―一九五〇年代を読む―

ミツヨ・ワダ・マルシアーノ【編著】

WADA-MARCIANO, Mitsuyo

2012

青弓社

序論―多様な日本の「戦後」,そしてその歪み―(ミツヨ・ワダ・マルシアーノ)、〔資本主義と会社主義―サラリーマンの時代―〕(再)定義される労働力―貫戦史でのサラリーマン映画―(ミツヨ・ワダ・マルシアーノ)、社長シリーズから「戦後」をみる―資本・人脈・身のならい―(西村大志)、〔社会問題と不安―社会的なるもの,個人的なるもの―〕同伴者のポチョムキン―山村聰『蟹工船』が描いたもの―(鳥羽耕史)、原水爆,家長,嫁―『生きものの記録』(一九九五年)における「私」の自壊―(中村秀之)、「大衆」としての映画観客(藤木秀朗)、妻の選択―戦後民主主義的中絶映画の系譜―(木下千花)、〔「時代」劇と時代精神〕『忠臣蔵』映画はなぜ昭和三十年代に黄金期を迎えたのか(谷川建司)、『明治天皇と日露大戦争』(一九五七年)の「戦後」観客(ハン・ナミ)、〔アニメーション―その日本的なるものと世界的なるもの―〕戦前から戦後におけるアニメーションのスタイルの変遷―東映動画を中心に―(桑原圭裕)、「アニメーション」の誕生―一九五〇年代日本における海外アニメーションの受容とその影響―(土居伸彰)、〔技法をめぐって―音楽・演出・テクノロジー―〕『赤線地帯』の十二音技法―溝口健二と戦後日本の現代音楽―(長門洋平)、総天然色映画の超克―イーストマン・カラーから「大映カラー」への力学―(冨田美香)、あとがき(ミツヨ・ワダ・マルシアーノ)。

A5336頁

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