9784784215782
東寺文書と中世の諸相
東寺文書研究会【編】
2011
思文閣出版
〔東寺の僧侶、その職位とはたらき〕永久元年の真言宗阿闍梨と東寺定額僧(真木隆行)、年行事と案文―中世前期東寺における文書管理―(宮﨑肇)、公文快実とその文書(岡本隆明)、〔荘園,そして荘園史料からの発展〕土地範疇と地頭領主権(保立道久)、地下請小考(志賀節子)、東寺領近江三村庄とその代官(村井祐樹)、周防国美和荘兼行方の年貢収取について(髙橋傑)、新見荘祐清殺害事件の真相(清水克行)、備中国新見荘における代官新見国経期の公用京進と商人の活動(辰田芳雄)、室町期東寺の寺院運営に関わる夫役と膝下所領(西尾知己)、中世後期における村の惣中と庄屋・政所―山城国上野荘の場合―(西谷正浩)、葛野大堰と今井用水―地域史への試み―(大山喬平)、〔権力の裁許,政治勢力の地域的展開〕 六波羅探題における「内問答」と「言口法師」(酒井紀美)、観応の擾乱以降の下文施行システム―尊氏・義詮下文施行状を中心として―(亀田俊和)、室町期越中国・備前国の荘郷と領主(山田徹)、戦国期西播磨における地域権力の展開―龍野赤松氏の動向を中心に―(渡邊大門)、〔史料の性格の読解〕東寺宝蔵の文書の伝来と現状―御道具唐櫃の文書を中心に―(新見康子)、「東寺長者補任」の類型とその性格(高橋敏子)、「延文四年記」記主考(山家浩樹)。
A5633頁
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第三部［日本経済史］3-3．地方経済史
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