近世近代の社会と民衆
有元正雄先生退官記念論文集刊行会【編】
1993
清文堂出版
〔近世〕初期藩領における知行割と知行地の存在形態—豊前細川藩を中心に—(吉村豊雄)、近世初期検地上の無屋敷登録人(原田誠司)、近世初期・前期、讃岐国の本年貢徴収法—讃岐高松藩における土免法の成立—(岡俊二)、近世中期の都市犯罪と社会構造—城下町和歌山の場合—(藤本清二郎)、近世における諸獣類取捌きと皮革生産—紀州を事例として—(前田正明)、近世鑪操業における炉床の補修作業について(山崎一郎)、近世都市加工業に関する一考察—備後尾道の鍛冶屋と幕藩制市場—(中山富広)、〔近世から近代へ〕幕末期の龍野醬油業と中央市場—大坂市場論の再検討—(西向宏介)、非領国辺境小藩における幕末期領主財政について—美作国勝山藩・備中国新見藩を中心に—(定兼学)、幕末期長州藩の洋学と海軍創設—長崎直伝習生の動向を中心にして—(小川亜弥子)、幕末・維新期の外圧と民衆(谷山正道)、幕末・維新期における一豪農の性格—備後国安那郡湯野村徳永家の事例—(濱田敏彦)、維新変革期における土地問題の特質—「土地平均」風聞の論理構造分析を中心として—(三澤純)、明治初年広島藩の教化政策と村役人(西村晃)、近世的漁業秩序の変容と明治地方官の対応(片岡智)、〔近代〕明治期山口県における綿織物の生産形態(三宅紹宣)、徳島県における農業構造の変化と地主制(棚橋久美子)、在来産業と地主制の展開—和歌山県海南地方の場合—(相良英輔)、第一次大戦期の福山地方における所得調査の分析(勝部真人)、ファシズム成熟期における被差別部落住民の祭礼闘争(藤井寿一)、有元正雄先生略年譜・業績目録。
A5判570頁
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第二部[日本歴史]2-19.全集・論文集
2 Japanese History 2-19. Complete Works, Collected Works & Collection of Essays
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