9784535515994
日本社会と法律学―歴史・現状・展望― (渡辺洋三先生追悼論集)
戒能 通厚,原田 純孝,広渡 清吾【編】
2009
日本評論社
〔論稿編〕MSA論議前の「対内的実力に関する近代戦争遂行能力論」(浦田一郎)、核兵器廃絶を追求した民主主義法学者(浦田賢治)、予防法学としての請願権の行使(浦野広明)、平和的生存権をめぐって(小沢隆一)、現代憲法における二つの基本課題(杉原泰雄)、人身の自由の憲法的基礎(隅野隆徳)、わが国の自然災害救助制度に関する憲法的考察(野上修市)、渡辺洋三・平和憲法論の根底にあるもの(水島朝穂)、憲法改正手続法の問題点(山内敏弘)、家族と憲法(若尾典子)、「国民の権利利益の実効的救済」にかかる行政判例と学説の相剋(白藤博行)、事実行為の権力性に関する一考察(岡田正則)、マンションの原始規約の設定(太田知行)、水利権研究への比較法的視点(戒能通厚)、産業廃棄物処分場に関する最近の民事差止め二判決(全隈・鹿屋)について(神戸秀彦)、三度 市民法の劣化を憂える(清水誠)、自然・景観保全と農業的土地利用(高橋寿一)、継続的土地利用と黙示の契約(田山輝明)、相続における生活保障的機能の問題点(富田哲)、入会権における慣習(中尾英俊)、農地所有権論の現在と農地制度のゆくえ(原田純孝)、入会権解体の行政的要因(北條浩)、遺産分割の錯誤無効と税法(三木義一)、名張毒ぶどう酒事件の検討(宇佐見大司)、死刑について(内田博文)、「市民」的治安政策と裁判員制度の本質について(小田中聰樹)、格差社会と厳罰化(前野育三)、裁判員制度立法過程の検討序説(宮本康昭)、刑事法における法社会学と法解釈学(村井敏邦)、「労働は商品ではない」とは何か(石田眞)、労働における均等待遇と人間の尊厳(大島和夫)、「自己利益」と市場(田端博邦)、労働法・法社会学論争の教えるもの(西谷敏)、労働法におけるソフトロー・アプローチについて(和田肇)、平和と民主化を目指す文筆構想(新垣進)、わが国の法律家制度の特質を考える(江藤价泰)、ロシアにおける法と慣習(大江泰一郎)、道徳の法化と市民的道徳の形成(中村浩爾)、渡辺法学の構図(広渡清吾)、「社会構成体と法的上部構造」論 追想(藤田勇)、布施辰治「自己革命の告白」(1920年)(森正)、平野義太郎法学に関する備忘録(森英樹)、植民地帝国日本における内地・朝鮮・台湾統治法の比較研究(山中永之佑)、〔随想編〕(略)、不世出の法学者 渡辺洋三先生を偲んで―あとがきに代えて―。
A51214頁
日本語 / Japanese
第二部［日本歴史］2-19．全集・論文集
2 Japanese History 2-19. Complete Works, Collected Works & Collection of Essays
- 第二部 [日本歴史] 2-15. 法制史
- 2 Japanese History 2-15. Law
- 日本
- Japan
- 法制・政治・軍事
- Law, Politics & Military