農林業問題研究
地域農林経済学会
1997
33(2)
農地改革の歴史的意義—比較史的視点から—
野田 公夫
はじめに、「受益者視点」「経営視点」の有効性、東欧地域の土地改革(旧東ドイツを事例として)—非経営主体への土地分割=旧経営システムの解体—、東アジア地域の土地改革(日本・韓国・台湾の共通性と異質性)—経営主体への土地所有権付与=土地改革の小経営強化機能—、中国の土地改革—非農業者の包摂=東欧・東アジアの中間的性格—、日本農地改革の歴史的基盤—戦時農地立法の論理=生産力主義と土地改革の合体—、おわりに—総括と論点—。
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第三部[日本経済史]3-11.土地制度
3 Japanese Economic History 3-11. Land System
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