社会経済史学
社会経済史学会
1991
37(1)
産業革命論再訪
ディヴィッド・ランデス
19世紀中ごろに用いられはじめた「産業革命」という言葉は、「不正確な名称」といわれたり、「明確性と便利さ」を備えているといわれたりしているが、世界的に経済史の研究者にとっては魅力的なテーマで、本稿では主としてヨーロッパにおける多数の研究者の研究について、その研究方法・所説を簡単に要約・紹介しつつ、「産業革命」を「連続と変化の相互作用の総体」とし、研究者は事実を外観(たとえば数値)とをとりちがえてはならないとしている。
日本語 / Japanese
第一部[総覧]1-9.経済史・経営史一般
1 General History 1-9. Economic & Business History in General