歴史叙述の現在—歴史学と人類学の対話—
森 明子【編】
2002
人文書院
序論・対話への期待—文化、歴史、権力(森)、〔第1部〕史料の歴史学—英領インド国勢調査資料の由来—(三瀬利之)、テクノロジーと記録の社会性(佐藤健二)、歴史、テクスト、ブリコラージュ—17・18世紀のイエズス会宣教師の記録を読む—(齋藤晃)、フィクション抜きの史実は存在するか(富山太佳夫)、ウズベキスタンの新しい歴史—ソ連解体後の「国史」叙述のいま—(帯谷知可)、ナショナル・ヒストリーへの「欲望」(成田龍一)、物語ること(春日直樹)、歴史叙述の主体性と責任—ナチズムとドイツの歴史家たち—(野村真理)、〔第2部〕アメリカにおける日本研究—言語論的転回以降の人類学と歴史学(J・ヴィクター・コシュマン)、「歴史」パラダイムの終焉と今後の課題(岩尾龍太郎)、共同体の伝記と歴史学と人類学の経験(永渕康之)、逆なで、ほころび、テクストとしての社会(大黒俊二)、あとがき、執筆者紹介、人名索引。
A5判309頁
日本語 / Japanese
第一部[総覧]1-8.歴史一般
1 General History 1-8. History in General