歴史学研究
歴史学研究会
1954
178
寛政改革の一考察—異学の禁と官僚制化の問題から—
田原 嗣郎
従来主として幕府財政の観点から論ぜられ、またほとんどひとしく保守的消極的と断ぜられている寛政の改革を、副題の方向から討究したもので、まず松平定信の政治思想を政治論と学問論とに分けて述べ、ついで改革における政策の実施を、異学の禁・学問吟味、科学・技術の統制と独占の2項に分けて考察を進めている。
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第二部[日本歴史]2-7.政治史
2 Japanese History 2-7. Politics
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