歴史学研究

歴史学研究会

1954

76

「王権の覚醒」に就いて—12世紀前半期カペー王権の一考察—

森 洋

序論 王の権威 権威の具象化 結論 に分つ。 王権は1つの封であり教会(神)から受けたものとして象徴化されたために、他の諸侯の上に立つ権威を確保し、さらに王の理念そのものも、戴冠式を通じて教区に即応して行く。これらの王権像は教会関係者によつて形成され理論づけられ、また一般に浸透したと推定される点に注目すべきであるとしている。

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第五部[西洋経済史]5-13.政治・外交・法制

5 European & American Economic History 5-13. Politics & Law

  • 法制・政治・軍事
  • Law, Politics & Military