03868850
日本史研究
Journal of Japanese History ; Nihonshi Kenkyu
日本史研究会
The Japanese Society for Historical Studies ; Nihonshi Kenkyukai
2019
681
近世林野所有再考―出雲鉄山の諸事例を題材に―
Possessions of the Forest and Fields in the Early Modern Period: A Reconsideration
斎藤 一
SAITO, Hajime
はじめに―問題の所在―、鉄師田部家と朝原村の二度の争論(争論の背景、争論の経緯、地域における鉄師田部家と郡村役人、藩の姿勢―鉄師の農民に対する優位性は存在したか―、小括)、鉄山と〓山―利用と「所持」の構造―、「〓山」についての鉄師と村民の意識、〓山の生産の場への変貌と鉄山の狭まり、小括―毛上の重層的所持から地盤所持的状況へ―)、「村山」の存在形態―地盤所持は成立していたか―(毛上をめぐる二重の争論、「山の売渡」の意味―売買証文における「土共」、鉄山地域の地租改正―近代的所有のもたらした軋轢―、小括―近世村にとっての林野―)、おわりに―成果と課題―。 ※〓(土偏に養:こやし)
日本語 / Japanese
第三部［日本経済史］3-11．土地制度
3 Japanese Economic History 3-11. Land System
- 第二部 [日本歴史] 2-4. 近世史
- 第三部 [日本経済史] 3-7. 林業
- 2 Japanese History 2-4. Early Modern Introduction
- 3 Japanese Economic History 3-7. Forestry
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