近代税制の成立過程

佐藤 進【著】

1965

東京大学出版会

はしがき、第1篇イギリスにおける近代税制の成立は、近代的租税制度としての内国消費(Excise)の生成、ウォルポールの内国消費税計画(Excise Scheme)をめぐっての闘争、ピットの財政政策とナポレオン戦時の所得税、ナポレオン戦後の財政とリカアドの租税論、自由主義的税制改革とピールの所得税、の5章、第2篇ドイツにおける近代税制の形成は、後期カメラリズムにおける租税政策、シュタイン・ハルデンベルグの改革と1820年のプロイセン税制改革、革命と反革命の過程におけるプロイセン所得税立法、ラッサールの間接税論、の4章からなり、補論として、イギリスの所得税とプロイセンの所得税についての覚書を収める。主要参考文献目録をつける。

A5判343頁、文献目録6頁

日本語 / Japanese

第五部[西洋経済史]5-9.財政

5 European & American Economic History 5-9. Public Finance & Tax

  • 財政・租税
  • Finance and Taxes