9784784217007
近代日本の歴史都市―古都と城下町―
高木 博志【編】
2013
思文閣出版
序―歴史都市の歴史性―(高木博志)、〔古都―京都・奈良・伊勢―〕修学旅行と奈良・京都・伊勢―1910年代の奈良女子高等師範学校を中心に―(高木博志)、郡区町村編制法と京都―区制論の深化のために―(小林丈広)、創建神社の造営と近代京都(清水重敦)、1893年オーストリア皇族の来京(高久嶺之介)、明治期「洛外」の朝廷由緒と「古都」―洛北岩倉の土器職人・椹木丸太夫の日記から―(谷川穣)、幸野楳嶺《秋日田家図》について―歴史画としての風景―(高階絵里加)、橋梁デザインに見る風致に対する二つの認識―京都・鴨川に架け替えられた四つの橋をめぐって―(中川理)、京都の風致地区指定過程に重層する意図とその主体(中嶋節子)、歴史を表象する空間としての京都御所・御苑(河西秀哉)、権門寺社の歴史と奈良町の歴史との間(幡鎌一弘)、平城神宮創建計画と奈良―「南都」と「古京」をつなぐもの―(黒岩康博)、「神都物語」―明治期の伊勢―(ジョン・ブリーン)、〔城下町―金沢・仙台・尼崎・岡山・三都―〕「城下町金沢」の記憶―創出された「藩政期の景観」をめぐって―(本康宏史)、誰が藩祖伊達政宗を祀るのか(佐藤雅也)、武士と武家地の行方―城下町尼崎の19世紀―(岩城卓二)、帝国の風景序説―城下町岡山における田村剛の風景利用―(小野芳朗)、高等中学校制度と地方都市―教育拠点の設置実態とその特質―(田中智子)、近代「三都」考―三府と都市制度―(丸山宏)。
A5580頁、索引14頁
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