史林

史学研究会

1965

48(6)

アレクサンドロス帝国の形成とギリシア世界—「追放者復帰王令」をめぐる政治的背景—

大牟田 章

従来政治的闘争あるいは経済的没落の過程で出国を余儀なくされていた多教のギリシヤ人「追放者」の実体と、その軍事的・政治的動静を明らかにし、さらにこれをギリシヤ・マケドニアの政治・社会状況との関連において考察することによって「追放者復帰王令」が帝国統一の過程でいかなる意義をもつものであったかを明らかにする。

日本語 / Japanese

第五部[西洋経済史]5-13.政治・法制

5 European & American Economic History 5-13. Politics & Law

  • 法制・政治・軍事
  • Law, Politics & Military