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歴史学の最前線

Frontiers of historical studies

史学会【編】

Shigakukai

2004

東京大学出版会 

University of Tokyo Press

はしがき(吉田伸之)、〔総論〕比較史のかなた─近現代史へのトランスナショナルなアプローチ(ユルゲン・コッカ)、15世紀の文化革新が物語ること(樺山紘一)、〔実証と叙述の方法〕史学の本分─日本近代史研究の視座から(鈴木淳)、ありのままの過去─重野安繹と歴史家の仕事についての再検討(マーガレット・メール)、歴史学が直面しているもの(宮地正人)、安定と激変─複雑系をヒントに変化を考える(三谷博)、〔修正主義をこえて〕修正主義をこえて(近藤和彦)、スミス、マルクス、ウェーバーの修正を超えて経済発展の普遍史の構築へ(パトリック・オブライエン)、社会史再考─この四半世紀に歴史学の何が変わったのか(福井憲彦)、歴史学と修正主義(木畑洋一)、〔境界と領域〕日本中世の境界と領域(村井章介)、前近代の東アジアにおける曖昧な境界(金容徳)、近世日本の国家領域と境界─長崎遊女と混血児から考える(荒野泰典)、〔アジアへの視座〕アジア史研究の新地平─イスラーム研究を中心に(佐藤次高)、アジア東西をつらぬく歴史の視野と方法(杉山正明)、末尾からみた最前線─広がる「世界」をどうとらえるか(ロナルド・トビ)、編集を終えて(桜井万里子)。

A5279頁

日本語 / Japanese

第一部[総覧]1-8.歴史一般

1 General History 1-8. History in General