法学論叢
京都大学法学会
1956
62(3)
ジロンド党の「聖戦論」
野口 名隆
ジロンダンの亡命者問題に関する「理論」を分析し、その主張が何故急速に世論を好戦気分へと煽り上げ、たちまちにして革命フランスを開戦不可避の形勢にまで押しやつたのか、またそれがいかにして亡命者膺懲論からいわゆる「自由擁護の聖戦論」にまで飛躍するのか、ジロンダンの主張をたどつてこれを考察したものである。
日本語 / Japanese
第五部[西洋経済史]5-12.社会経済思想
5 European & American Economic History 5-12. Economic, Political & Social Thought