4624011678

戦争装置としての国家

比較法史学会【編】

2004

比較法制研究所

コバルビアスの合意(pactum)論における宣誓(佐々木有司)、サヴィニーの解釈学―病理なき法律学の核心部(ヨアヒム・リュッケルト)、易緯鄭玄注について(蓮沼啓介)、「戦争機械」と「国家」の行方(仲正昌樹)、現代イスラーム法における解釈の革新―イジュティハード再考(小杉泰)、国家の戦争システム(松村劭)、反ユダヤ主義論考(山城浩志)、憲法学が民主政を論じる意味―毛利透『民主政の規範理論』をめぐって(林知更)、アメリカのグローバル戦略と『十字軍の思想』(森孝一)、イラクにおける新しい国民国家のあり方―イスラム法と英米法の共生に向けて(薮下義文)、日中戦争が生み出した中華人民共和国(北村稔)、河合栄治郎の見た日中関係論(川西重忠)、高麗茶碗についての一考察―「戦争装置としての国家」に対する修好・交隣の一助となった「文化」(金巴望)、近代法秩序の形成とシュパヌング(松岡誠)、法と自然―ベルクソンの社会分析を手がかりにして(小関彩子)、学理・法・システム(福永英雄)、書評・屋敷二郎『紀律と啓蒙』(鈴木直志)、書評・森谷尅久『地名で読む京の町』(森治子)、チェルノヴィッツの生ける法ゼミナール(オイゲン・エールリッヒ)、編集後記。

A5465頁

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第一部[総覧]1-8.歴史一般

1 General History 1-8. History in General