日本古代の国家と村落

吉田 晶【編】

1998

塙書房

日本古代国家の形成過程に関する覚書(吉田)、都市形成と国家論(都出比呂志)、造山古墳被葬者考(壱)(出宮徳尚)、律令国家と村落首長制(大町健)、日本古代村落についての一試論(堅田理)、古代集落の変化と墨書土器(金原正)、古代国家の農民像と地域社会(坂江渉)、雪の古代史(関和彦)、古代の農事と季節構造(藤井一二)、古代の恋愛と顔・名・家(吉村武彦)、律令税制と班田制をめぐる覚書(今津勝紀)、「中皇命」と「仲天皇」(大平聡)、長屋王家木簡削屑の奴婢(神野清一)、奉翳美人の「男装」について(武田佐知子)、若狭国の地名表記について(福岡猛志)、律令制下における勅命の口頭伝達について(古市晃)、孝徳立評について(松原弘宣)、陪都難波京の成立(湊哲夫)、7世紀後半の制定法について(山尾幸久)、平安京周辺神社の二類型(榎村寛之)、古代祈雨祭祀の展開と暦法の変遷(畑井出)、『日本書紀』大化元年8月癸卯条「仏教興隆の詔」覚書(八重樫直比古)、『像法決疑経』の中国・日本に於ける受容(曽根正人)、仁徳紀後半部の述作(瀬間正之)、古奄美諸島社会史料研究の予備的考察(石上英一)、津島部をめぐって(狩野久)、あとがき(狩野)。

A5判665頁

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第二部[日本歴史]2-19.全集・論文集

2 Japanese History 2-19. Complete Works, Collected Works & Collection of Essays

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