史学
三田史学会
1958
31(1-4) 合併号
近世初期リスボア・ゴア間航海の諸困難について
岩谷 十二郎
主としてワリニアノの記述を中心に、近世初期のポルトガル船によるリスボア・ゴア間の航海の実情と、それに不可避的に伴った諸困難を挙げ検討を加えている。船室の狭隘、食物の僅少、衣服の難渋、凪の障害、飲料水の不足、悪疫の発生などの不如意、暴風・浅瀬・岩礁・火災・海賊・飲料水の欠乏・死などの災厄をあげている。
日本語 / Japanese
第五部[西洋経済史]5-7.交通
5 European & American Economic History 5-7. Transportation & Communication
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