12264385

亜細亜研究

The Journal of Asiatic Studies

高麗大学校亜細亜問題研究所

Asiatic Research Institute, Korea University

2012

55(2)

유럽산업혁명과 동아시아 '대분기'(Great Divergence) 논쟁

Industrial Revolution in Europe and 'the Great Divergence' on East Asia

김두진 / 이내영

KIM, Doo-jin / LEE, Naeyoung

大きな反響を呼んだポメランツ著『大分岐:中国・ヨーロッパそして近代世界世界経済の形成』(2000年刊)を中心に、それ以前のヨーロッパ産業革命に関する論争、及びポメランツ『大分岐』をめぐる論争、特にカリフォルニア大学の学者達の論争等を紹介し、その上で自らの折衷主義的見解を述べている。ポメランツはイギリスと揚子江下流域の経済をさまざまに比較して、従来の、ヨーロッパが中国より進んでいたという主張に対し、ユーラシアの東西端で差異が無かったことを述べ、産業革命は幸運の産物と述べる。これに対し、著者は折衷主義的に、ユーラシア類似論テーゼは受け入れつつも、産業革命は幸運の産物ではなく、政治経済的に見て意識的な重商主義政策を採ったイギリス・ヨーロッパ的なものと述べ、またホブソン等の反ヨーロッパ中心主義も批判している。

韓国語 / Korean

第五部[西洋経済史]5-14.歴史・その他

5 European & American Economic History 5-14. Others

  • 第四部 [東洋経済史] 4-14. 歴史・その他
  • 4 Oriental & African Economic History 4-14. Others
  • アジア・アフリカ
  • Asia and Africa