03869164
日本歴史
日本歴史学会
2010
744
対渤海外交における太政官牒の成立―中台省牒との相違から―
堀井 佳代子
はじめに、渤海国中台省牒の成立時期と役割(王啓との比較、省牒の利用方法〈使の名前と人数―渤海使到着記事の検討―、施設の内訳―食料支給規定の検討―〉、省牒使用に至る契機〈渤海使の単独来朝と人数の増加、中台省牒の日本・渤海間以外での使用〉)、日本国太政官牒の成立と国書(国書との比較、太政官牒の成立時期―「違例の指摘」の変遷―)、年期制をめぐる渤海の論理と日本の論理(嘉祥元年来朝の渤海使、貞観元年来朝の渤海使)、おわりに。
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第二部[日本歴史]2-2.古代史
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