横浜市立大学論叢(人文科学系列)
横浜市立大学学術研究会
1983
34(2・3) 合併号
享保通鑑編者考
辻 達也
享保改革期の貴重な史料の1つと評価されている『享保通鑑』の編者は、代官小宮山杢之進昌也が通説となっているが、文献学的根拠が薄く、内容上からも疑問が残るとして、筆者が諸本を調査し、美濃国不破郡岩手六千石領主、交代寄合竹中主膳重栄であったことを考證する。重栄は竹中半兵衛の孫左京重高の弟民部重貞の子。
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第二部[日本歴史]2-18.史料
2 Japanese History 2-18. Historical Record
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