9784000259088

「大東亜戦争」期出版異聞―『印度資源論』の謎を追って―

小谷 汪之【著】

KOTANI, Hiroyuki

2013

岩波書店

プロローグ「在野」の知識人たちと出版の世界―『印度資源論』に導かれて―、〔『印度資源論』訳者?小生第四郎―反骨と「転身」のあいだを生きる―〕『印度資源論』をめぐる謎、小生第四郎とは何者か―絵描き・物書き・「社会主義者」―、浅草演劇人としての小生第四郎、「新亜細亜主義」を掲げて大陸へ、「興亜十人塾」の日々、「左翼の将」中西伊之助との交遊、小生第四郎の長い戦後、〔『印度資源論』版元 藤岡淳吉―誤解された硬骨の出版人―〕堺利彦の「玄関番」、左翼出版人を目指して、「日比谷公園焚書事件」の真相は?、聖紀書房に拠って,出版活動を継続、藤岡淳吉の戦後―「焚書事件」の幻影―、〔第三の男―『印度資源論』真の訳者と「大東亜戦争」〕手がかりは「印度経済統計表」、綜合印度研究室に集った面々、東亜研究所第五部印度・ビルマ班―謎の核心に迫る―、枝吉勇と満鉄調査部事件、謎解きの結末―小生第四郎はいかにして『印度資源論』の訳者となったのか?―、エピローグ 残された謎―「在野」の知識人たちが今の時代に遺したもの―、注、参照文献、関連年表、あとがき。

B6220頁

日本語 / Japanese

第二部[日本歴史]2-5.近現代史

2 Japanese History 2-5. Modern & Contemporary

  • 第二部 [日本歴史] 2-10. 教学・文化史
  • 2 Japanese History 2-10. Education & Culture
  • 日本
  • Japan
  • 近代・現代
  • Modern and Contemporary
  • 教育・学術・文化
  • Education, Science & Culture