9784634672260
東欧地域研究の現在
柴 宜弘,木村 真,奥 彩子【編】
2012
山川出版社
序章 東欧地域研究の現在(柴宜弘)、〔領域をえがく〕文学史のなかの｢魔女｣たち―東欧女性作家の系譜とドゥブラヴカ・ウグレシッチ―(奥彩子)、イデオロギーからノスタルジーへ―ユーゴスラヴィアにおけるロック音楽と社会―(山崎信一)、境界の内側で,フィクションと政治のあいだで―イスマイル・カダレの小説創作とアルバニア社会主義体制―(小林久子)、想起される地域―現代ポーランド語文学における国境地帯の表象―(井上暁子)、〔領域をつくる〕国民国家とマイノリティ―戦間期 サロニカのユダヤ人―(村田奈々子)、辺境のブラチスラヴァは首都になりうるか―戦間期 スロヴァキアの中心都市をめぐる議論―(香坂直樹)、ハンガリー・ナショナリズムの領域と理念―｢一九一八年十月｣と亡命革命指導者―(辻河典子)、人口調査の政治性―ボスニア・ヘルツェゴヴィナのムスリム人をめぐって―(長島大輔)、境界線を引く歴史学―歴史問題としての｢コソヴォ問題｣―(百瀬亮司)、〔領域をこえる〕東欧に架かる言葉の虹―境界の詩人オンドラ・ウィソホルスキとその言葉―(野町素己)、越境的な民族意識の形成とアメリカ合衆国への同化―クロアチア民族協会を中心に―(一政史織)、揺れる国境―モルドヴァ共和国からルーマニアへの生徒・学生の流出―(中島崇文、川村容子)、ツィガーニをめぐる政治空間―2011年春 ハンガリー・ジェンジェシュパタ村騒動から―(倉金佳)、〔領域をむすぶ〕国民史の枠を超える試み―旧ユーゴスラヴィア諸国の歴史教科書にみる地域史―(石田信一)、｢国境地帯｣の住民構成―二十世紀チェコの事例―(森下嘉之)、結合と分離の力学―社会主義ユーゴスラヴィアにおけるナショナリズム―(鈴木健太)、移動する農民たち―ブルガリア人野菜栽培農民―(木村真)。
A5366頁
日本語 / Japanese
第五部［西洋経済史］5-14．歴史・その他
5 European & American Economic History 5-14. Others
- 第五部 [西洋経済史] 5-13. 政治・法制
- 5 European & American Economic History 5-13. Politics & Law
- 法制・政治・軍事
- Law, Politics & Military