9784000284394

生き神の思想史―日本の近代化と民衆宗教―

小沢 浩【著】

KOZAWA, Hiroshi

2010

岩波書店

はしがき―読者へ―、〔日本の近代化と民衆宗教〕はじめに、幕末民衆宗教における生き神思想の成立―金光大神の思想形成をめぐって―、民衆宗教と国家―生き神か現人神か―、〔民衆宗教における“近代”の相剋―教派神道体制下の金光教―〕はじめに―問題の所在―、別派独立後の金光教団―その内部構造について―、大正デモクラシーと金光教、ファシズム期の金光教、結びにかえて、〔齋藤重右衛門のことーある民衆宗教布教者のプロフィールー〕はじめに、生いたち、道を求めて、出会い、苦難、別れ、〔戦争と信仰―『卡子』と大久保さん父子のこと―〕『卡子』との出会い、研究室にて、「不条理」の意味、もう一つのメッセージ、研究史の立場から、待ちうけていたもの、信と忠のはざまで、大久保宅次―その人と信仰(1)―、大久保宅次―その人と信仰(2)―、旅の終わりに、〔生き神の思想史―神と人のあいだ―〕はじめに―「生き神」の歴史的性格―、生き神思想の成立、ヒトガミ観の変遷、生き神思想とヒトガミ―その連続と非連続―、おわりに、〔ナショナリズムと民衆宗教〕民衆宗教の「古傷」、「外国は獣類の世」、排外主義への発条、「三千世界」の神、「文明は人倒し」、「反近代」の超克、〔霊と近代―民衆宗教における霊魂観の変遷―〕はじめに、ヒトガミの系譜―御霊信仰から生き神まで―、こころと霊のあいだ―金光大神の霊魂観―、「身魂」の思想―出口なおの場合―、「霊魂」の転成―出口王仁三郎と霊体二元論―、結びにかえて―霊魂の「新時代」と生長の家―、〔あとがき〕、〔初出一覧〕、〔岩波人文セレクションに寄せて〕。

B6315頁

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第二部[日本歴史]2-5.近現代史

2 Japanese History 2-5. Modern & Contemporary

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