「国富論」の成立
経済学史学会【編】
1976
岩波書店
〔思想史的序説〕イギリス道徳哲学の系譜(水田洋)、スミスにおける有徳の人について(木崎喜代治)、「スコットランド啓蒙」における「文明社会史」の成立(佐々木武)、『道徳感情論』と『国富論』(田中正司)。〔経済学史的序説〕『国富論』と重商主義(浜林正夫)、ジェームズ・ステュアート(和田重司)、チュルゴ(津田内匠)。〔『国富論』の分析〕『国富論』における労働価値論の成立(藤塚知義)、アダム・スミスの土地所有論(鈴木亮)、『国富論』における生産的労働と蓄積ファンド(羽鳥卓也)、アダム・スミスの信用論の展開とスコティッシュ・ナショナリズム(川島信義)、『国富論」における原始蓄積の把握について(小林昇)、『国富論」体系と国家認識(山崎怜)、〔『国富論』以後〕初期マルクスとスミス(遊部久蔵)、近代経済学とスミス(岡田純一)、近代日本黎明期のスミス(杉原四郎)、資料 同時代の書評について(杉山忠平)。
A5判421頁、英文レジュメ20頁
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第五部[西洋経済史]5-12.政治経済思想
5 European & American Economic History 5-12. Economic, Political & Social Thought