経済科学

名古屋大学経済学会

1953

2(4)

マードツクの「氏族」論—原始共同体理論への示唆—

渡邊 信一

米国文化人類学者マードツクは単系血縁集団のメムバーの或る一部と、彼等の配偶者とを以て構成されるやゝ複雑なある種の親族集団を集団の一類型として定立し、純粋な単系血族集団の全部又は一部に対して使われてきたclanと言う概念で之を表示した。1949年に刊行されたSocial structureの紹介。

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第五部[西洋経済史]5-14.歴史その他

5 European & American Economic History 5-14. Others