史林

史学研究会

1965

48(6)

ツェワン・アラブタンの登場

若松 寛

北アジア最後の遊牧王国ともいうべきズーンガル王国の全盛期の基を開いたツェワン・アラブタンが先王に背いて一大敵国をなすに至った過程をのべ、先王に代ってズーンガル王に即位した彼が、1701年に始まる内乱を利用して王権の確立に成功する過程を考察する。

日本語 / Japanese

第四部[東洋経済史]4-14.歴史・その他

4 Oriental & African Economic History 4-14. Others

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