04490274
人文学報
The Zinbun Gakuho ; Journal of Humanities
京都大学人文科学研究所
The Institute for Research in Humanities, Kyoto University
2013
104
「京都御備」としての安政期の湖北通船路開鑿事業―彦根藩と小浜藩との対立を軸とした通説の根本的再検討を通じて―
A Full Review on the Construction of the Nothern Biwako Canal in the Ansei Period (1854-60)
鈴木 栄樹
SUZUKI, Eiju
はじめに―通説への疑問―、「井伊家史料」による湖北通船路開鑿事業の再構成(通船路開鑿に対する彦根藩の反対論、「極密之取捌」としての湖北通船路開鑿事業、工事許可手続きにおける「不筋之義」、西町奉行与力下田耕助からの極秘情報、小浜藩主酒井忠義の立場)、京都関係史料による湖北通船路開鑿事業の再構成―「賑京」と「京都御備」―(平塚飄斎による湖北通船路開鑿構想、西町奉行浅野長祚の着任と「賑京」策の具体化、京都警衛と湖北通船路開鑿、湖北通船路開鑿と町人資金)、おわりに。
日本語 / Japanese
第二部［日本歴史］2-7．政治史
2 Japanese History 2-7. Politics
- 第二部 [日本歴史] 2-4. 近世史
- 第三部 [日本経済史] 3-15. 交通・通信
- 2 Japanese History 2-4. Early Modern Introduction
- 3 Japanese Economic History 3-15. Transportation & Communication
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