9784876986170
徳・商業・文明社会
坂本 達哉,長尾 伸一【編】
2015
京都大学学術出版会
文脈主義(コンテクスチュアリズム)とその彼方(長尾伸一)、(特別寄稿)政治思想としての歴史叙述―ある研究計画の形成についての報告―J・G・A・ポーコック(原題:J. G. A. Pocock,'Historiography as Political Thought: A Report on the Formation of a Project.’)、17世紀イングランドにおける信用と基金(伊藤誠一郎)、ミシシッピ・バブル後のブリテン―ジョン・ロー来訪をめぐる信用論争(林直樹)、ジョン・ロックと啓蒙の始まり(生越利昭)、ジャン・バルベラックの「啓発された自己愛」(門亜樹子)、アベ・ド・サン=ピエールの商業社会論―啓蒙の功利主義―(米田昇平)、「文明化された君主政」論の王党派的起源―フィリップ・ウォリック,エドワード・ハイドと,ヒューム―(犬塚元)、アダム・スミスにおける学問と思想―個と普遍をめぐって―(篠原久)、文明社会史論としてのスミス経済学(渡辺恵一)、啓蒙の世界観―ポープとスミスの「見えざる手」―(野原慎司)、ルソーとプーフェンドルフ(森岡邦泰)、反革命思想と経済学―マルサス『食糧高価論』に関する一考察―(中澤信彦)、ベンサム,アメリカ,共和政(川名雄一郎)、コールリッジをめぐる理論家と歴史家の対話―アレン=モロウ論争再訪―(小田川大典)、ハイエクと現代共和主義論(太子堂正称)、アイン・ランド―経済学のマキアヴェッリ―(村井明彦)、ゲーム理論とスミス『道徳感情論』(穂刈亨)、(特別寄稿)「徳,商業,文明社会」の諸問題(田中秀夫)、あとがき(坂本達哉)。
A5412頁
日本語 / Japanese
第五部［西洋経済史］5-12．政治経済思想
5 European & American Economic History 5-12. Economic, Political & Social Thought