上野俊樹著作集 第4巻 社会科学の最前線へ—国家・民族・イデオロギー—

上野 俊樹【著】

2002

文理閣

〔Ⅰ〕科学的精神の不在—『文芸春秋』2月号「マルクスは死んだのか」を読む、激変1年目のポーランドをゆく、民族問題と民主主義—民族紛争への一視角、民属(Volk)と民族(Nation)の区別にもとづく民族理論の形成、見田石介先生における科学的精神とイデオロギー、〔Ⅱ〕現代資本主義国家の一般理論、「社会的協同業務」と国家—国家の階級性と公共性の理解の前進のために、『家族、私有財産および国家の起源』の現代的意義—「国家二重機能論」との関係において、〔Ⅲ〕イデオロギーと人格形成の危機、〈ネアカ〉と〈ネクラ〉が象徴する文化的意味、消費欲求の形成と文化水準、道徳について、親からの自立と人生観の形成、現代の学生動向とサークル活動、学びあうなかで成長—社研活動の魅力、社研活動と人格の発達、解説・上野俊樹氏による史的唯物論の創造的発展(西原誠司・河音琢郎)。

A5判262頁

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第二部[日本歴史]2-19.全集・論文集

2 Japanese History 2-19. Complete Works, Collected Works & Collection of Essays

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