洋務運動の研究
鈴木 智夫【著】
1992
汲古書院
〔序説〕洋務運動研究の視点・方法をめぐる問題、洋務運動研究の現状と課題、〔洋務派の航運業近代化政策〕草創期招商局の経営戦略—19世紀70年代の『申報』の論説の検討—、近代工業の移植と李鴻章—1882年の邵友濂宛書簡の考察—、〔洋務派の綿業近代化政策〕19世紀70・80年代の近代綿業移植論、上海機器織布局の創設過程、19世紀90年代の中国における綿業近代化の2つの道—『申報』の論説を中心に—、〔洋務派の江浙蚕糸業近代化政策〕19世紀後半の上海の生糸貿易、19世紀70・80年代における『申報』の江浙蚕糸業再建案、上海器械製糸業の成立、無錫における繭取引の発達、無錫における蚕糸業の展開、辛亥革命期における上海製糸業と製糸資本家の活動、〔洋務派の広東蚕糸業近代化政策〕広東器械製糸業の成立、草創期広東器械製糸業の経営特質—『循環日報』の「告白」より見る—、1881年、広東省南海県の製糸工場襲撃事件についての一考察、〔洋務派の外交政策〕不平等条約と洋務派、中国における国権主義的外交論の成立—初代駐日公使何如璋の活動の検討—、洋務派外交の新展開、正眼寺所蔵清軍「戦衣」の研究—日本に残った淮軍の「戦衣」—、結論。
A5判647頁、索引23頁
日本語 / Japanese
第四部[東洋経済史]4-13.政治・法制
4 Oriental & African Economic History 4-13. Politics & Law
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