社会経済史学
社会経済史学会
1952
18(3)
信濃高島藩金沢村小松三郎左衛門礫殺事件
渡邊 世祐
西隣の茅野村との山林境界争において、明暦2年に決定せる金沢村の権利が覆されたのを憤慨した金沢駅の問屋小松三郎左衞門は、村の興廃に関することとして藩庁に対しては再訴を企てて抗議弁訴をなし、江戸表にも直訴しようとしたが、藩庁では之を不届として三郎左衞門を礫殺した。この事件の経緯を紹介したもので、金沢村と茅野村との境界争、問屋小松三郎左衞門の処罰、一族連累と闕所、山林の処置、より成る。
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第三部[日本経済史]3-25.社会問題・社会運動
3 Japanese Economic History 3-24. Social Problem, Movement & Organization
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