近代日本政治の諸相—時代による展開と考察—

中村 勝範【編著】

1989

慶応通信

「中選挙区制」採用をめぐる諸問題、東洋“オリンピック”「満州国」参加問題、昭和研究会と新体制運動、急進的自由民権論者の政治思想、「社会思想」の思想に関する一考察、神社非宗教論をめぐる憲法思想、「大東亜共栄圏」否定と変革の論理、上杉慎吉における反民主主義論の構造と展開、二大政党対立下における与党勝利の選挙準備、野坂参三の「平和革命論」の淵源について、朝鮮民族解放運動をめぐる国際関係、中国共産党および中国政府を中心に、裁判所構成法制定小考、1930年代半ばの対満政策立案に関する一考察、寺内内閣期における政友会の党勢拡張に向けての方策、日米「民間経済外交」、大正期における陸軍将校の社会認識と陸軍の精神教育、犬養毅の中国における日本の権益論、日中戦争前半における毛沢東の権力基盤の検討、第二次大戦下における一マルクス主義者の言動、小泉信三の多数講和論、田中清玄と武装共産党、「改造」の時代と黎明会。

A5判638頁

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第二部[日本歴史]2-7.政治史

2 Japanese History 2-7. Politics

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