史学雑誌
史学会
1958
67(9)
綿織マニユフアクチユアの発展とその収益率
川浦 康次
大蔵永常著「広益国産考」所載の「国産木綿之事」に示されている「桟留縞算当」を基礎史料として、縞木綿生産における収益率について考察したもので、化政-天保期の尾西地方において、織屋が独立の小営業者からマニュファクチュア経営主へ発展してゆく可能性を、その収益率の高さに求めている。
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第三部[日本経済史]3-12.工業
3 Japanese Economic History 3-12. Industry
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