華南文化史研究
白鳥 芳郎【著】
1985
六興出版
〔南詔・大理問題と元朝の征緬〕南詔及び大理の民族とその遺民・民家の言語系統について、雲南の蛮族、鳥蛮と白蛮とについて、南詔問題研究の遍歴、父子連名制と爨氏の系譜、東南アジアにおける文化複合の性格と民族国家形成の一類型—南詔王国形成を中心として—、元朝入緬の一考察、元朝征緬録に見えたるシャン族の動向—シャン族南方移動の一形態—、〔華南史の構成〕華南少数民族の生業形態の分析と類型、華南非漢民族言語研究に関する覚書、華南土着住民の種族=民族分類とその史的背景、西南中国諸土司の民族系譜、民族系譜から見た華南史の構成試論—湖広・広西諸土司を中心として—、華南・東南アジアにおける権力構造形成の基盤—種族集団と民族系譜—、西南中国少数民族の一考察—彝(羅羅)族と苗族—、華南文化史研究の視点、〔種族問題—ヤオ(瑤)族を中心として—〕評皇券牒と槃瓠の伝承—瑤族の種族史と移動経路の記録—、評皇券牒に見られる盤護伝説とヤオ族の18神像、種族(Ethnic Group)形成の要因—ヤオ族の場合—、ヤオ族の文書と祭祀儀礼—西北タイ山地民族調査より—、畬族祖圖「祖像流芳」、〔周辺文化との関連〕石寨山文化に見られるスキタイ系文化の影響—種族=民族の交流とその経路—、銅鼓の形式と紋様の分類—『雲南省博物館銅鼓図録』を中心として—、銅鼓の来源とその文化史的意義—聞宥著『四川大学歴史博物館所蔵古銅鼓考』について—、沖縄本島に残存する家譜—沖縄調査ノートと資料—、〔結語〕。
A5判668頁、索引4頁
日本語 / Japanese
第四部[東洋経済史]4-14.歴史・その他
4 Oriental & African Economic History 4-14. Others
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